手ぶらで参加 できる読書会『ふしぎら』

読書会ふしぎらです。

10月12日ぶな市のあった夜に、読書会を開催しました。
名残りのお花が美しかった。

今回の掌編小説は、河出文庫『忘れられたワルツ』絲山秋子著より、「忘れられたワルツ」

主人公風花のかゆみを通して、他人とは分かち合えない悲しみを感じます。わかりやすい文章なのだけれども、まったく違う受け取り方をして、感想を言い合うなかで、ああそうだったのか、という気づきがたくさんありました。
風花の父と風花の悲しみの表現が正反対で、それもまた気づきがありました。
最後の一文は、狂気に囚われたのか、そうでないのか、それとも安心感なのか、読み返してもわからないままです。

次回は、11/9(土)18:00〜21:00
司会 山口
参加費:500円
司会者の用意した掌編小説をその場で読んで、感想を言い合います。手ぶらで参加できます。

お問合せ、申込はウエガミまでchidokusho11@gmail.com