朗読と本のサロン

【第58回朗読と本のサロン】
2024年11月17日(日)13:30〜15:30
参加費  500円(高校生以下無料)ハーブティー&ミニお菓子付き

金木犀の香りが漂うようになりました。秋を実感しますね。
朗読と本のサロンが1ヶ月後となりました。

今回は、ゲストの新井山利日さんがしっとりと大人の絵本を読んでくださいます。そこで、今回はその話からインスピレーションを受けて、色々な友だち、友だちとの距離、について書かれた作品を選びました。
笑ったり呆れたり、涙ぐんだりしながら聴いてください。
初めての方も気軽にご参加ください。お待ちしております。

ご予約はお早めにお願いいたします。
主催・朗読  齊藤雅美
予約・問い合わせ090-4075-4407

手ぶらで参加 できる読書会『ふしぎら』

読書会ふしぎらです。

10月12日ぶな市のあった夜に、読書会を開催しました。
名残りのお花が美しかった。

今回の掌編小説は、河出文庫『忘れられたワルツ』絲山秋子著より、「忘れられたワルツ」

主人公風花のかゆみを通して、他人とは分かち合えない悲しみを感じます。わかりやすい文章なのだけれども、まったく違う受け取り方をして、感想を言い合うなかで、ああそうだったのか、という気づきがたくさんありました。
風花の父と風花の悲しみの表現が正反対で、それもまた気づきがありました。
最後の一文は、狂気に囚われたのか、そうでないのか、それとも安心感なのか、読み返してもわからないままです。

次回は、11/9(土)18:00〜21:00
司会 山口
参加費:500円
司会者の用意した掌編小説をその場で読んで、感想を言い合います。手ぶらで参加できます。

お問合せ、申込はウエガミまでchidokusho11@gmail.com

書き続けることの意味や、人に伝える、伝わることの意味

心遊ばせる文章教室心遊目想です。
台風雨の合間を縫うように、9月1日日曜日、文章教室を開催しました。集まった文章は4つ。

「赤金、右靴嬢の嘆き」「鋼鉄人間バイクライム(仮題)」「桜ヶ丘の姉妹その3」それから、書きかけだけどということで「『野菊の如き君なりき』の感想」です。

最近先生から、少しずつ構成のことのお話や、文章を書くときの視点のお話がでてくるようになりました。
拙くても、まとまってなくても、書き続けることの意味や、人に伝える、伝わることの意味を感じた雨の合間の文章教室でした。

次回文章教室は
10月6日日曜 9:30〜11:30
講師:川崎少百合(脚本家)
参加費:1500円見学もできます(参加費500円)

ジャンルなく、自分で書きたい文章を持ち寄って、その場で読んで意見を出し合い、その後講師が簡単な添削をする形をとっています。

問合せ、申込はchidokusho11@gmail.comウエガミまで

「蛸の言い分」

読書会ふしぎらです。

夏休みがあけて初めての読書会を9月14日土曜日の夜に開催しました。
今回の掌編小説は、光文社古典新訳文庫『薔薇とハナムグリ』モラヴィア著、関口英子訳より「蛸の言い分」

まだ読む前から、蛸についての話で盛り上がりました。
蛸(蛸)は知能的に犬よりも優れている部分があると初めての知りました。長期記憶も短期記憶もあるのだそうです。

さて、「蛸の言い分」です。のっけから漁師に捕まった蛸がしゃべりはじめます。蛸の運命の話です。途中から蛸のことなのか人間のことなのか、わからなくなってきたりもします。そして、これでおわりのかと思ったら、最後にもう1段ある。モラヴィアのシュルレアリスムが光る終わり方でした。

次回読書会は
10/12(土)18時〜21時
司会:櫻井
参加費:500円
司会者の選んだ掌編小説をその場で読んで感想を言い合う形をとっています。どなたでも、手ぶらで参加できます。お問合せ、お申込はウエガミまでchidokusho11@gmail.com

朗読と本のサロンの風景

【第57回 朗読と本のサロン】8月25日終了いたしました。

一時の猛暑の盛りを越したとは言え、まだまだ湿気を含んだ暑さの中でしたが、沢山の方がご参加くださいました。ありがとうございました。

色々なタイプの「怖い話」をお送りしました。皆様「怖い」というより、「こんなことあるかもー」とか楽しそうに聴いてくださいました。

今回はゲストの原崎あづささんと齊藤とコラボで落語「死神」に初挑戦。最後は笑って大盛り上がりになりました。

皆様にお渡ししたKONFEKTさんのミニお菓子セット、いつも提供してくださっているPEA_T E A_PU Uさんのハーブティーも大好評でした。

このサロンでは、新しい本も朗読しますが、文豪の名作や少し古めの作品も発掘して皆様に聴いていただいています。色々な本に出会いたい方、是非ご参加ください。
また、1回でもご参加いただいた方には、ゲスト朗読者としての“資格笑”がございます。聴く側ばかりでなく、朗読する側になってのご参加もお待ちしています。

齊藤雅美

次回は・・11月17日(日)13時半から15時半頃まで
資料代 500円(高校生以下無料)ハーブティー、ミニお菓子付き
予約・問い合わせ090-4075-4407 (齊藤)お早めのご予約をお願いいたします。


【第57回朗読と本のサロン】8月25日(日)

【第57回朗読と本のサロン】
2024年8月25日(日)13:30〜15:30
参加費  500円(高校生以下無料)ハーブティー&ミニお菓子付き

暑中お見舞い申し上げます。 次回のサロンの告知です。

一カ月後には少しでも暑さが和らぎ、外出の負担が少なくなっていればいいのですが。と、言いつつも夏といえば怖い話!この世のものではないモノは確実に怖い、この世のモノなのに生身の人間の怖さもある、いろんな怖い話を聴いてください。
そのうちの1作品は、今回のゲストの原崎あづささんと齊藤で落語の怖い話をコラボでやってみようということになりました。乞うご期待!今回はまた特別です。

お配りするミニお菓子は兵庫県でペットホテルの利益を老犬の無料デイサービスにあてていらっしゃる「はまじぃの家」さんへのチャリティクッキーを用意いたしました。
「はまじぃの家」さんの活動に賛同された長野県の洋菓子工房KONFECTさんが作ってくださいました。こちらも楽しみに。

どうぞ足をお運びください。初めての方も気軽にご参加ください。
お待ちしております。
ご予約はお早めにお願いいたします。

主催・朗読  齊藤雅美予約・問い合わせ090-4075-4407


トーベ・ヤンソンのすばらしい小説のなかに浸った夜

読書会ふしぎらです。

7/13(土)読書会を開催しました。今回は、幾度か登場しているトーベ・ヤンソン。
筑摩書房『トーベ・ヤンソンコレクション5人形の家』冨原眞弓訳より「主役」です。

最初は、「わからない、引っかからない」と、意見がなかなか出づらい出だしでした。「ここにいる人はみんな陰キャだから(?)わかりにくいのかも」などという問題発言も飛び出しながら、読み進めるうちに、主人公がどんどん変わっていく様子が見えるようになってきました。
最後は女優である主役と、冴えないはずのいとこの立場が、上下逆転する様子がみえてきました。
トーベ・ヤンソンのすばらしい小説のなかに浸った夜でした。

8月はお休みをいただきます。
次回は9月14日(土)18〜21時
参加費 500円
司会者の用意した掌編小説を、その場でそれぞれが読んで感想を言い合う形です。
手ぶらで参加できます。申込、お問合せは上神(ウエガミ)までchidokusho11@gmail.com

七夕の日の文章教室

心遊ばせる文章教室心遊目想です。

7/7日曜日、七夕の日に文章教室を開催しました。
6月の熱気あふれる教室の反動がでたのか、はたまた暑すぎるのか、参加者少なめでしたが、新しい若手(10代)を迎えて、おしゃべり多めの文章教室となりました。

集まった文章は5つ。
「まあるい虹と龍と鳳凰(後編)」
「トロッコは走る」
「ハルジオン」
「ある事件に思う」
それから先生より校正原稿でした。

若手参加者より、終了後に「文章をこんなに校正もなく起伏もなく書いていいのか?」と私の文章に対して投げかけがあり「ここで発表するだけの文章でそもそもうまく書こうと思っていないし、毎月書いて発表することが大事だと思っている」と答えましたが、それでよかったのかどうか。質問者はとりあえず納得した様子ではありました。

さて、8月は夏休みをいただきます。次回は9月になります。

9月1日
日曜 9時半〜11時半
講師:川崎少百合
参加費:1500円
自分の書いた原稿を、それぞれが読み、先生が持ち帰り後日最低限の添削をしてお返しします。

お問合せ、申込はウエガミまでchidokusho11@gmail.com

手ぶらで参加の読書会やっています

読書会ふしぎらです。6/8(土)の夜、読書会を開催しました。

今回の掌編小説はアシューラ·K·ル·グウィン『現想と幻実』青土社から「迷い子たち」と「文字列」(どちらも中村仁美訳)

わざと意地悪く読みづらくしてる文章に、惑わされたり魅了されたり。
迷い子たちは、ハーメルンの笛吹きをモチーフにつくられています。現実世界では現れた笛吹きに子どもたちは見向きもせず、そわそわしているのは大人たち。
たった3ページなのに何度も読見返すくらい秩序がなく混沌としているところに怖さを感じます。

2つのうち好きな人が多かった「文字列」。
あらゆる文字を自分へのメッセージとして受け取ってしまう女性のお話。言葉から逃れるための行動が、さらに言葉に囚われることになります。

どちらも読みにくいのに引き込まれる掌編小説でした。

次回読書会は7/13(土)18〜21
参加費:500円
司会:中川言葉
司会者の用意した掌編小説をその場でみんなで読む形をとっています。手ぶらで参加できます。
問合せ、申込は上神までchidokusho11@gmail.com

心遊ばせる文章教室心遊目想です。

6/2土曜日、文章教室を開催しました。今回集まった文章は5つ。

「ミーナはいつも」
「こんなことあり?人生初の緊急入院」
「神様お願いです、死んでください~プロローグ&第1章」
「まるい虹と龍と鳳凰」
「ハルジオン(仮題)」

今回の文章教室では、会始まって以来の10代の参加者があり、いつも無口な先生も刺激を受けて饒舌に人物描写について語るなど、新鮮な刺激を皆が受けました。少しずつですが会の在り方も変わっていくのですね。

さて次回文章教室は7/7(土)9:30〜11:30
講師/川崎少百合
参加費/1500円
どなたでも参加できます。お問合せは上神までchidokusho11@gmail.com