耳から文学作品を

【第56回朗読と本のサロン】
2024年4月21日(日)13:30〜15:30
参加費  500円(高校生以下無料)ハーブティー&ミニお菓子付き

今年の桜はなかなか咲きませんね、などと思っていたら、それどころではなくサロンまで1ヶ月を切っておりました。耳から文学作品を感じてみてください。

メニューは・・・
1 地味さの中に作品の良さを感じて欲しい作品。
2 わんちゃんねこちゃんと暮らしている方、これから暮らしたい方には是非聴いていただきたい作品。
3 ゲスト朗読は、茶道の名作。
4 ゲストさんの作品を受けて齊藤も茶道の作品。
以上を予定しております。

初めての方も気軽にご参加ください。お待ちしております。ご予約はお早めにお願いいたします。
主催・朗読  齊藤雅美予約・問い合わせ090-4075-4407

『双眼鏡からの眺め』

3/9(土)読書会ふしぎらを開催しました。

今回の掌編小説は、早川書房イーディス・パールマン著、古屋美登里訳『双眼鏡からの眺め』より「非戦闘員」アメリカでの1945年の終戦に向かう日々が、末期ガンの元従軍医師を通して語られます。
夫を戦争で失った寡婦である大家さん、帰還兵たち、主人公の家族、友人、親戚。非戦闘員のアメリカ本土での平和に見える日々。そして終戦の日。
「いい人ばかりが登場するはじめての話じゃないかな」という感想が心に残りました。

次回読書会は4/13(土)19~22
参加費:500円
司会:中川言葉
司会者の用意した掌編小説をその場で読む形式。手ぶらで参加できます。
申込、問合せはchidokusho11@gmail.comウエガミまで

心遊ばせる文章教室

3/3日曜日、雛祭りの日、心遊ばせる文章教室心遊目創を開催しました。
今回は、6つの文章が集まりました。
「ミーナはいつも」「私のことはわたしが決める。二人のわたし」「猫のコミュニティ」、それから古書ますく堂から買った手紙小説「おうむからの手紙」を私が読み、最後に川崎先生の新作の披露となりました。

かなり、盛りだくさんでしたのでお互いに刺激にもなり話も盛り上がり、時間ぎりぎりまでお互いの文章について語りあう濃密な時間を過ごしました。

次回文章教室は4/7(日)9:30~11:30(朝です)
講師:川崎少百合(脚本家)
参加費:1500円
自分で書いた文章を持ちより、その場で自分で読んで、お互いに意見を言い合います。
先生が持ち帰り最低限の添削をして返してくれます。老若男女を問わず参加できます。

問合せ、申込はchidokusho11@gmail.com上神(うえがみ)まで

palmbooks

2月10日土曜日、「読書会ふしぎら」を開催しました。

今月の掌編小説はpalmbooksのアンソロジー「palmstoriesあなた」より大崎清夏 の「眼鏡のバレリーナのために」



心の声なのか、独り言なのか、SNSへの投稿のような主人公のつぶやきで小説は進んでいきます。
すべては主人公からみたお話で、本当はどうなのかは読み手が考えるしかない。
最後の「あたしたちは、さびしいね」はいったいどういう意味なのか、そしてタイトルの「眼鏡のバレリーナのために」のためには、いったいどういう意味なのか。おかげでなのか、純粋にあなたのためにといった意味なのか、せいでというような意味なのか。
語り尽くせず、「このテーマは話せなかったね」と最後に言う場面もあるくらいあっというまに時間のたった読書会でした。

palmbooksは、今回始めて知った出版社なのですが、この「palmstoriesあなた」が2冊目とのこと。
手のひらを名前に持つ出版社のことも楽しみな読書会になりました。

次回は3/9(土)19~22
場所:spaceえんがわinn
参加費:500円
司会:山口峻之介
問合せ、 申込はchidokusho11@gmail.com上神まで

雨のそぼふる寒い日も

2/4日曜日、雨のそぼふる寒い日に「心遊ばせる文章教室心遊目想」を開催しました。
少々年齢高めのメンバーで開催していますので、寒い朝に「寒すぎていけないわ」‥と連絡が入り、人数少なめでの開催となりました

それぞれの文章を読んで、互いに感想を言い合った後、文章やお天気から心を遊ばせて、話が広がり時間いっぱいに、話が繋がりました。

さて、次回は3/3日曜日、桃の節句に開催です。
9:30スタート11:30位まで
講師:川崎少百合(脚本家
)参加費:1500円
自分の書いた文章を持ちより、その場で自分で読みます。
創作、エッセイ、散文、詩などなんでもOKです。

問合せ、お申し込みはchidokusho11@gmail.com上神(ウエガミ)まで

日本民話を人形劇と朗読で

【第55回 朗読と本のサロン】1月21日終了いたしました。

前回に引き続き雨のスタートでしたが、ご予約いただいた方全員いらしてくださいました。ありがとうございました。

今回は冒頭に、昨年末亡くなられたスペースえんがわinnのオーナー様を偲んで、私なりのオーナー様のイメージ湧く作品を朗読させていただきました。とても温かいおじいちゃんでした。ご冥福をお祈りいたします。

その他の2作は、名作名場面。ゲストさん方には日本民話を人形劇と朗読で楽しませていただきました。一度でもお客様としてご参加いただき、この会の様子を見ていただいた方でしたら、ゲストさんとして朗読していただけます。朗読初挑戦という方でも、練習のお付き合いもいたします。
聴いていただくのは勿論ですが、朗読者としてもご参加お待ちしております。

次回4月21日(日)13:30〜15:30
参加費  500円(高校生以下無料)ハーブティー、ミニお菓子付き
予約・問い合わせ先090-4075-4407(齊藤)
お早めのご予約お願いたします

ウィークエンドシャッフル

読書会ふしぎらです。ぼたん雪が降った1月13日土曜日、新年初めての読書会を開催しました。

角川文庫『ウィークエンドシャッフル』筒井康隆著より、「碧い底」


寒いせいか参加者少なめで、「なんかよくあるパターン」とか「犬の五郎がしゃべっているのが気になる」とか、表面的なことに終始していて、そんなに面白いのか?筒井康隆ってそうでもないかな、などと油断していました。
終盤、以前はレギュラーで司会をしていたKさんが「そんな感想が出てくるようではこの小説の意味はわからない」と発言。Kさんの発言からはっとして、読み直すと、全く別の世界が広がり、小説にかかれた恐怖の世界にひき擦りこまれました。恐るべし筒井康隆。さすがの日本三大SF作家です。

ということで、次回は2月10日土曜日19~22時
参加費:500円 手ぶらで参加できます。

問合せ、申込はchidokusho11@gmail.com

今年初めての文章教室

心遊ばせる文章教室心遊目想です。

今年初めての文章教室。去年までは第3水曜日に開催していたので、新年早々の開催は初めての経験です。
キーンとした清々しく静かな空気のなかで、文章を読む声が広がります。

集まった文章は、
「ミーナはいつも②」
「朝子さんちの出窓、その後」
「いちばんのライバル」

時間に余裕があったので、先生空の提案でお一人の文章を公開添削しました。
(*-ω-)なるほど、こうすればこんな風に変わるのか、こうすればもっとわかりやすい。

さらっと聞いていたけど、最初の文章では作者の意図とは違って伝わってしまうなど、いろいろな発見がありました。
次回の文章教室は2月4日日曜日9:30~11:30
講師:川崎少百合
参加費:1500円

自分が書いた文章を持ちよって、その場で自分が読んで感想を言い合います。
先生が持ち帰り最低限の添削をしてお返しします。

申込、問合せはchidokusho11@gmail.com

2024年1月21日 朗読と本のサロン

【第55回 朗読と本のサロン】
2024年1月21日(日)13時30分〜15時30分頃

参加費:500円(高校生以下無料)ハーブティー&ミニお菓子付

サロンまであと一ヶ月たなりましたのでお知らせいたします。
〝作品紹介  チラッと!”
1そこにいるだけで、周りの人達を暖かい優しい気持ちにさせる老人の話。
2あの昭和のアイドルが主人公を演じた映画の名場面を原作の美しい文体でお聴きください。ここからは、冬真っ只中に相応しい作品です。
3ゲスト朗読は、懐かしい日本民話を人形と朗読で。
4比較的新しい作品なのに最早「名作」になっている雪中のあの話。

こんなラインナップでお届けします。
お気軽にお越しください。ただ、準備がありますのでお早めのご予約をお願いいたします。

主催・朗読
齊藤雅美:予約連絡先 090-4075-4407

今年、最後の読書会

読書会ふしぎらです。12/9(土)は今年、最後の読書会でした。

司会の中川さんが用意したのは、意表をついて江戸川乱歩「押絵と旅する男」(新潮文庫『江戸川乱歩名作選』より)

押絵がなんだかわからなかった私ですが、他の参加者はみなわかっていました。
厚紙に布を貼って造形するもので、立体的な絵で羽子板で人物を造形するものです。
その押絵と旅する男に会う私の話です。
夢かうつつかの幻想的な世界に、古びた双眼鏡と黒繻子の風呂敷に包まれた押絵の 仕掛け。八百屋お七、浅草凌雲郭、生きている押絵…自分だけでない、角度、視点、そして自分の認識のずれのようなもの。なにが本当かわからないまま、押絵と旅する男は去って行き、今年の読書会も去って行ったのでした。

12月ということで、私の用意したおやつはシュトーレン。他に2つのシュトーレンの差し入れがあり、シュトーレン食べ比べ読会も休憩中に開催。どれもそれぞれにおいしかった。

ということで、次回は来年です。
初めての方も歓迎です。

1/13(土)19~22Spaceえんがわinnにて
参加費:500円
司会の用意した掌編小説をその場で読んでその場で感想を言い合う形をとっています。
手ぶらで参加できます。

問合せ、申込chidokusho11@gmail.com上神(うえがみ)まで