初めての三島由紀夫

読書会ふしぎらです。

4月12日土曜日、花冷えの夜に読書会を開催しました。

今月の掌編小説は、三島由紀夫の「雨のなかの噴水」。初めての三島由紀夫です。
昭和38年「新潮」に初出の小説は、丸ビル〜和田倉橋噴水公園が舞台。人生初の別れ話に挑む少年の内面が綴られます。
自意識の塊のような少年と内面が全く描かれていない少女雅子との駆け引き。こうだ、という結論はもちろん出ませんでしたが、目にうかぶような景色描写が素晴らしい文章でした。

次回読書会は5月14日土曜日18〜22
司会:中川
参加費:500円
司会者の用意した掌編小説を、その場でそれぞれが読み、感想を言い合う形です。手ぶらで参加できます。

問合せ、申込みはウエガミまでchidokusho11@gmail.com

鳥、テキストの画像のようです