前回の対話会(2020年12月13日(日))は、「その人らしさ」に溢れる時間でした。
事前に「好きな形」の写真を撮ってもらい、当日に誰が撮影した写真か明かさず、参加者みんなで読み合う対話を行いました。
好きな形はその人らしさ、
好きの形もその人らしさ、
好きな形の撮り方もその人らしさ、
好きな形の見せ方もその人らしさ、
好きな形へのコメントもその人らしさでした。
最後に参加者のひとりが感想をこう言いました。
「あらためて人間って未知だなって思いました。」
同じテーマで選んでも選んだ写真は人それぞれでしたし、みんなで同じ写真を見ていてもコメントは人それぞれ違いました。
未知であることを受け入れて接すると、理解の前に信頼を先に持ってこれるかもしれません。
今目の前にある存在を無条件で受け入れている人たちと過ごす対話/ダイアローグがある時間は、他を受け入れ、自らを受け入れる時間とも言えます。
「他」は決して人とは限りません。人によっては「物」であったり、「動物」であったり、「自然」であったり、「場」であったり、「記憶」であったり、人それぞれです。
次回は2021年!1月10日(日)14:00から16:00に「えんがわ」で開催します。
前回に引き続き「自分らしさ」をテーマに対話型美術鑑賞の手法を用いて、それぞれが撮った写真を読み読まれます。
次回のテーマは、好きな「色」「形」に続き、好きな「人(存在)」をテーマに対話します。
前回に引き続き、宿題「好きな「人(存在)」の写真を撮る」がありますので、興味のある方は詳しくはこちらからご確認ください。
そして最後に、、
本年は一年間ありがとうございました。
今年の2月からスタートした対話会husetはコツコツと初めての年を越そうとしております。
コロナの世界的なパンデミックもあり、終始試行錯誤しながらの開催でしたが、なんとか毎回新しい試みを続けながらも誰かの「安心・安全を感じる居場所」を目指して開催できたように感じています。
(もちろん色々な不備があったかと思いますが、、、)
今の社会の現状から、不安や問題を抱えた方がより増えてきているのではないかと日々色々なところから感じています(自分らも含め!)。
そんな想いを抱える方にぜひ参加して頂き、月に一回でも良いから心休める場所になるように、来年も努めていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
そして皆で作り上げる場にしていきたいので、集まってきた方達とどうしていくのかも常に対話しながら進めたいと思います。
huset一同