お久しぶりです、「読書会ふしぎら」です。
秋もようのえんがわinnにて、11月13日土曜日読書会を開催しました。
今回の掌編小説は「ベスト・ストーリーズⅠぴょんぴょんウサギ球」より、シャーリー・ジャクスン著谷崎由依訳『世界が闇に包まれたとき』「ぬるぬるしたものを掴もうとしている気持ち悪さ」との感想を皮切りに、ひっかかりのない会話、互いに一致しない感じ、平和のなかで闇に包まれている感じなど、全体的につかみどころのない感触からのスタートになりました。
主人公のハンドバックの扱い、登場人物の描き方など、読み応えのある小説でした。
最後にミセス・ガーデンが外に出ていくシーンは、希望にみちているのか、吹っ切れたのか、それとも明るい中の闇なのか、まだ私も決めかねているところです。
次回の読書会ふしぎらは、12月18日(土)19時~22時
参加費:500円
当日一緒に掌編小説を読み感想を言い合うスタイル、手ぶらで参加できます。
申込、お問合せchidokusho11☆gmail.com☆を@に変えてご連絡ください。