読書会ふしぎらです。
今夜の読書会は、堀江敏行『戸惑う窓』から「韻を踏んだ四行詩」ヤニス・リッツォスの詩をとりあげた散文は、難解です。
落語の枕のように、窓について語られたあと、リッツォスの詩に入るのですが、はじめは全体の意味を全くつかめませんでした。
中盤以降の司会者古味さんのさすが解説のおかげでなるほど、パズルのピースがどんどんはまっていくように全体を読み通すことができました。
モンドリアン風の碁盤目のような構成の意味も、決して整然と揃っているわけではないという意味がとれると、なるほどという感じです。
「四つの窓は韻を踏んだ四行詩」詩の1節を手がかりに、音、匂い、風、雨などで韻を踏んでいくリッツォスの詩が引用されています。
今は亡きギリシャの詩人に興味がわいてきたのでした。
次回読書会ふしぎらは昼間の開催です。
12/4(日)15~18時
司会 :古味祥吾
参加費 :500円
お申し込み、お問い合わせはchidokusho11@gmail.com
手ぶらで参加できます。