読書会ふしぎらです。
11月9日土曜日の夜に読書会を開始しました。
今回の掌編小説は、タイ文学。
ZINでタイ文学を翻訳して紹介している訳者福冨渉さんの1冊から、「花、ドア、花びん、砂、大きな木」チャットラウィー·セーンタニットサック(あだ名:バーン)著娘、父、祖母の3人の物語です。
家族のなかでトラブルや関係性をめぐるいろいろがあり、それぞれの事情もあるようだけれど、そこは会話から想像するのみで、情景や出来事が流れていきます。
タイではなく日本であると言ってもおかしくない情景や出来事の数々。こんな風に紹介されなければ、触れることもないまだ読んだことのない言語の文学に思いも馳せました。
最後の作者紹介の下にQRコードがついていて、もうひとつ著者の小説が読めるようになっています。「こっちのほうが好きかも」という参加者もいたりして。タイ沼っていうのもあるらしいです。
さて次回は、先生も走るという師走。今年最後の読書会です。
12月14日土曜日18〜21
司会:中川
参加費:500円手ぶらで参加できます。
お申込、問合せはウエガミまでchidokusho11@gmail.com