読書会ふしぎらです。今年初めての読書会を開催しました。
今回の掌編小説は、筑摩書房『ちくま日本文学内田百閒』より「サラサーテの盤」ふしぎら2回目の内田百閒です。
ホラーではないけれども不思議な不安な感じが流れる話ですが、読みやすく魅力的な文章でどんどん読み進むことができました。「この表現いいよね」という箇所もあちこちにあり、さすが百閒の代表作。
現実に起きている不思議なことに対して答えはなく、小説は終わり、読書会でもああそうだという答えのようなものは出ないままでした。それでもおもしろかったな、という読後感の残る小説でした。
さて次回は、2月8日(土)18時〜21時まで
司会/山口参加費/500円
司会者が持ってきた掌編小説をその場でそれぞれが読み、感想を言い合う形です。
手ぶらで参加できます。お申込、問合せはウエガミまでchidokusho11@gmail.com