専門学校を卒業して、19歳の頃から洋菓子店やフランスで修行したり、料理学校でパンのクラスのアシスタントをしたり、辞めたくなったこともありますが、この仕事が本当に好きで飽きることがなく自分の好きなことをひたすら続けていける境遇に感謝しています。 お店を作ることにあたって自分の思想が前面に出ると思っていましたが、自分の意思とは関係なく一緒に働くスタッフや、その土地、お客さまにも影響されて、お店は新たなキャラクターを自身で獲得し、生き物のように育ち、街の一部になってゆくのも実店舗が持つ魅力で、これからもお店と一緒に生きていきたいと思いました。 Cafe les gourmandisesは6月15日で丸6年になります。店名であるグルマンディーズはフランス語で食いしん坊の意味なのですが、食に関しても勿論そうですが、あらゆることに今まで以上に食いしん坊に生きていきたい思いから、1からのお店作りをしてゆきます。