ダイアリー

『Spaceえんがわinn』の考え

現在、東京では新型コロナウィルスの感染拡大防止のため外出自粛要請が出ています。
飲食店に携わる店側の人間として、食べたり飲んだりするのが好きなお客さん側として、何をどうすればいいのかを考えてしまいます。

この状況が終焉をむかえる時まで飲食店が飛び続けられる工夫。命に関係するこの事態を早く終わらせるためにするべき行動。
自分が、相手が、もしかしたらいま感染しているかもしれない可能性。
医療面と経済面。
目の前のこと、その先にある未来のこと。

スペース責任者林とカフェ店長大野で自分たちが今、出来ることを考えてみました。既に実践していることも併せて記載します。

・お客さまに自由にお使いいただけるアルコール消毒スプレーを用意します。
・営業中は入口の他、常時2方向以上の換気をします。
・接客時もマスクを着用します。
・検温による、発熱のボーダーラインを37℃と決めました。発熱時には休業をします。(同居者の発熱も同様に考えます)
・テイクアウトメニューを用意します。
・遠方の『行きたいけど行かれない』というお客さまにむけてオンラインショップを用意します。
・ご自宅で楽しんでいただける動画配信などのコンテンツを充実させていきます。
・疫病を跳ね返すという妖怪アマビエの絵を店内に貼ります。

状況は変わっていくかもしれませんが、その時は随時ご案内いたしますね。

感染で亡くなられた方にお悔みを申し上げますとともに、現在感染されている方々の一日も早い回復をお祈りいたします。

今日がよい一日でありますように。
来年の今日がもっとよい一日でありますように。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

#考えろ考えろマクガイバー
#行動を変えつつ楽しむことも忘れずに
#自転車通勤も楽しい
#もうすこしだけ席をつめれば君も座れるという感覚
#アマビエさんお願いします

対話会『huset』からのお知らせ。

次回4月12日(日)に予定している第2回目のhusetはオンラインでの開催にチャレンジします。

本来対面で、えんがわという居心地の良いカフェで、日常から少し離れたのどかな時間の中で対話することが、husetの主の目的でもあります。しかし、現在の世界の状況から、オンラインでの対話の仕方を模索することにも、とても必要性を感じ始めました。
ということで、zoomにて対話を初チャレンジします。
詳細やリアルタイムの情報は随時husetのFacebookページで更新します。
お手数ですが、こちらをご確認ください。
https://www.facebook.com/huset2020/

テーマは「コロナと対話」。とてもストレートですが、とても大切なテーマだと感じています。流れとしては以下のように。

– 簡単な自己紹介 30min
10分休憩
– それぞれが今感じていること、考えていること 40min
10分休憩
– これが収束したら何がしたいか 40min
10分休憩
– フリートーク 10min

もしかしたら当日の様子を見て流れが変わるかもしれませんが予めご了承ください。

※zoom上で、4人1組みのグループに分けて話をする予定です。
※ポケットwi-fiだと通信が不安定で参加しにくい恐れがあります。
※双方の心地よさのため、イヤホンの使用をおすすめします。(PCのマイクは周りの音を広く拾ってしまうため)

参加する上でのポイント。
【暗黙の了解】
以下のことはデンマークで説明されているわけではないけれど、日本で対話をするためには、”新しい決まり事”を用意しなければ難しいということに、気がつき始めました。
そこで、”暗黙の了解”を、逆に使ってみようというわけです。
今のところはこの7つ。
1: 相手の意見に批判せず尊重する
2: 話し終わるまで聞く
3: 話したい場合は人差し指を立てる
4: 皆が話せるようにする
5: 関係のあることを話す
6: 話したくない場合はパスする
7: とにかく伝えてみる、聞いてみる
これは簡単そうで意外と難しいものです。
自分のものさしを一旦外す作業でもあるからです。
できないと思っても否定せず、できる方法を考えてみたり。
これを言ったら嫌な顔されるかもしれないと思っても、とりあえず伝えてみたり。
日々、ついつい楽な方を選択しがちだけれども、長い目で見るとツケが回ってくるものです。
人と話すうえで、暗黙の了解が助けになってくれれば幸いです。

【詳細】
huset Facebookページもご確認くださいませ。
https://www.facebook.com/huset2020/

開催日:2020年4月12日(日)
時間:14~16時
※いつきても、いつやめてもかまいません。
場所:zoom(URLは後ほど発行)
参加費:なし(今の状況、オンラインのことも考慮して)
お問い合わせ: info@nao-kogei.net
持ち物:特になし
対象:悩んでいる方、ほっとしたい方、伝えたい方

※居心地の良さを皆で模索するために、運営側は過度な気遣いはしません。(不備あります)
その場にあるもの・ことを工夫・協力・シェアして、より良い状態にしていきたいと思います。
※何かを学べるセミナーではありません。

Les gourmandises 今週末の営業のご案内とこれからのご予約について

都からの不要不急の外出自粛要請に従いまして、3/28(土)はお休みとさせて頂きます。
3/26、3/27は現段階では営業予定です。
お店ではスタッフの健康管理、アルコール除菌など、できる範囲内で対策は取ってきておりますが、目に見えない敵なので安全を考えて今回はこのような判断をしました。
毎日状況が変わる中、営業日の急な変更などがある可能性がありますので、現在頂いているご予約以外の新規のご予約を4/12まで受付しない事に決めました。
ほっと一息つける場所であってほしいと思うので安全を考慮した上で、できる限り営業していきたいと考えております。
お店を含めて、space えんがわinnが皆様にとっても自分達にとっても穏やかな時間の流れる場所でありますよう努めていきたいと思っています。

さくら便り

気持ちのよいお天気ですね。
spaceえんがわinnの桜もちらほらと咲きはじめました。
まだ蕾が多く来週末あたりが満開かな、って感じです。

満開になったらまたFacebookにも写真をアップしますね。

ところで、この桜。
なぜか幹の小枝だけ毎年早く咲きます。特に陽当たりが良いわけでもなく、、、謎です。

色々と落ち着かないこともありますが、換気に手洗いうがい、やれることをきちんと継続しながら春を楽しむ気持ちを共有できますように。

〈大切〉3月のイベントについてお知らせ

対話会『huset』からのお知らせ
次回3月8日(日)に予定していた対話会はお休みします。
次回は4月12日(日)14:00~16:00に開催予定です。
テーマは『愛着あるもの』を予定しています。
huset立ち上げ前に一度対話したテーマではありますが、再設定を望む声がありましたので再度テーマに据えます。
また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

『彩り手芸クラブ』からのお知らせ
3月10日(火)のは、お休みする事にいたしました。
次回の開催は、状況を見て決めさせていただきますね。
一日も早く、日常が戻り、安心して暮らせる事を願っています。
どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。

『本と朗読のサロン』からのお知らせ
3月15日開催予定の朗読と本のサロンは延期させて頂きます。次回開催日が決まりましたらお知らせいたします。
元気でお目にかかれるのを楽しみにしております。
主催 齊藤雅美

『読書会ふしぎら』からのお知らせ
3月は都合によりお休みします。
多分暖かくなり緑も目にまぶしい4月にぜひお会いしたいです。いらしたことがない方も、ずいぶんご無沙汰している方もぜひお越しください。
次回は、4/11(土)19時~22時を予定しております。
お問い合わせは
chidokusho11☆gmail.com
☆を@に変えてご連絡ください。

テラスの花桃が咲き始めました。

毎年放ったらかしでもこの時期に勝手に咲く元気な花です
風は冷たいですが、もうすぐ3月ですね。
穏やかで優しい春になりますように。

 

洟をたらした神

読書会ふしぎらです。
もう先月になりましたが、2/8土曜日第18回読書会を開催しました。
今回の掌編小説は、吉野せい『洟をたらした神』から表題作「洟をたらした神」
文庫自体は2012年初版なのですが、昭和5年夏の話、そして著者が70代になってから書いたという小説です。今とは全く違う時代の親と子、そして身体性を伴う文章に、評価どころか「全く入ってこない」という声まであり。しかし名作なのは間違いなく、小説が時代をどれくらい超えるのかということも考えた作品でした。

さて、3月は都合によりお休みします。
多分暖かくなり緑も目にまぶしい4月にぜひお会いしたいです。いらしたことがない方も、ずいぶんご無沙汰している方もぜひお越しください。
次回は、4/11(土)19時~22時を予定しております。
お問い合わせは
chidokusho11☆gmail.com
☆を@に変えてご連絡ください。

レ・グルマンディーズ 1月ガレット・デ・ロワの風景

本日はガレット・デ・ロワのワークショップでした。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。暖かな午後の光の中で、バターと、小麦の良い香りに包まれて豊かな日になりました。


今回は豊長雄二シェフをお呼びして開催して、細かな作業の理由などが聞けました。
明日は満席ですが、28日も開催します。

2月から第2日曜日は『huset / フーセット』が始まります。

第一回目の2月9日は、宮田、荻野、高谷から、デンマーク、ドイツでの生活での経験談を元に、なぜこのような会が必要だと思ったかを紐解いてみようかと思います。
この会がどんなことに繋がりそうか、皆で対話しましょう。

時間:14~16時(それ以降も居たい方はどうぞ)
※何時にきても、何時に帰ってもかまいません。
※外に散歩に行っていることがあるかもしれません。
参加費:1回1000円

【デンマークの家】
デンマークでは4軒以上の個人宅で寝泊まりさせてもらいました。(宮田)
家をシェアすることが当たり前の文化ならではの、家族や友人、老若男女が集まって、ただ皆が存在できる場所。
温かい空気が流れ、とても居心地が良い。
伝える人、聴く人、読む人、食べる人、作る人、居る人。
それを助長しているのが対話。その場にいる人と、その場を楽しむ。
べつに面白いことを言おうとしなくても、凄いことをやっていなくても良い。
気を使うことはあっても、気を使い合って、顔を見合わせることはない。
やりたければ手をこっそりでもあげて、やってみれば良い。
そんな対話の中で、野菜や植物の育て方、道具の扱い方、一見なんでもないような文化が大事に引き継がれています。

主催:宮田尚幸、荻野章太、高谷明子
連絡先:info@nao-kogei.net

宮田 尚幸(Naoyuki Miyata)
1987年生まれ、東京都出身。自身が福祉だと感じるものごとの、製品のデザイン、ブランディングを17カ国を周った経験を活かし行う。その傍ら、デンマークのオーダーメイドの杖の工房「Vilhelm Hertz / ヴィルヘルムハーツ」の一員として、美しい杖を日本・アジアに広める活動を行う。対話会や執筆活動を通して、デンマークの思想を自分なりに伝え、生きにくさを感じている方への小さな拠り所や歴史を引き継げる場を作ることを模索中。
大学卒業後、文具雑貨のデザイン・ブランディング、服飾雑貨のデザイン開発に従事。質の良いものを長く使うこと、環境への配慮の大切さに気づく。2018年デンマークのEgmont Højskolenで福祉に出会い、モノづくりを通して貢献したいと思い、留学中に出会った「Vilhelm Hertz」にて半年間住込みで働く。デンマークで、幼い頃から抱える生きにくさが軽減したことで、その思想に強い関心を抱いている。帰国後、尚工藝を立上げ現在の活動に至る。

荻野 章太(Shota Ogino)
1984年生まれ。ドイツ・デュッセルドルフ出身。2007年から「積水ハウス」にて不動産コンサルティング営業を経て、美術見本市「アートフェア東京」の法人営業を担当。アートの多様な可能性を地域社会に活かすべく、2016年に児童発達支援事業所「すこっぷ」を立ち上げ、園長として活動。その経験から、障害は障害者ではなく社会にあることを実感。人がその人らしくいられる多種多様な居場所をまちにつくるため、2018年に東急株式会社へ入社。

高谷 明子(Akiko Takaya)
1984年生まれ、神奈川県出身。 大学卒業後、13年ほど高齢者介護に携わる。
世界の高齢者介護を体感するため、28歳で単身アメリカへ渡米。日系高齢者施設にて介護士をしながら、現地大学にて栄養学・調理学を学ぶ。介護士・調理師として4年間滞在。帰国後は、日本の介護士不足を打破するため、フィリピンで開催された介護士育成プログラムに留学。 福祉先進国であるデンマークに興味を抱き、2018年8月から12月までノーフュンスフォルケホイスコーレに滞在。デンマークの人間•福祉教育に感銘を受け、日本に繋げることを決意。現在は、福祉大学にて介護実習教員及び助手を務めながら、大学院へ通学中。

2月より 毎月第二日曜日に新しいプロジェクトはじまります

デンマーク語で「家」を意味するhuset (フーセット)

デンマークの家のような空間、場を作ることを目的にこのプロジェクトは始まりました。
月に1回、毎月第2日曜日に開催します。
皆で何かについて話したり、散歩したり、映画を観るかもしれない。
無理に何をするわけでも、輪に入らなければいけないわけでもなく、ただ、居るだけで良い場所。
そこに、北欧では食事をするように当たり前に根付く「対話」のエッセンスを取り入れたいと思います。
あるのはお茶と、果物、そして対話をするための暗黙の了解。
皆で工夫し合い、“誰かが月に一回ほっとできる場所””何かが受け継がれる場所”を目指しています。
形態もやることも、年月とともに変化していくかもしれません。
気長に、コツコツ。

【暗黙の了解】
以下のことはデンマークで説明されているわけではないけれど、日本で対話をするためには、”新しい決まり事”を用意しなければ難しいということに、気がつき始めました。
そこで、”暗黙の了解”を、逆に使ってみようというわけです。
今のところはこの7つ。
1: 相手の意見に批判せず尊重する
2: 話し終わるまで聞く
3: 意見がある場合は人差し指を立てる
4: 皆が話せるようにする
5: 関係のあることを話す
6: 話したくない場合はパスする
7: とにかく伝えてみる
これは簡単そうで意外と難しいものです。
自分のものさしを一旦外す作業でもあるからです。
できないと思っても否定せず、できる方法を考えてみたり。
これを言ったら嫌な顔されるかもしれないと思っても、とりあえず伝えてみたり。
日々、ついつい楽な方を選択しがちだけれども、長い目で見るとツケが回ってくるものです。
人と話すうえで、暗黙の了解が助けになってくれれば幸いです。

開催日:2020年2月9日(日)より 第2日曜日(毎月)
時間:14~16時(それ以降も居たい方はどうぞ)
※何時にきても、何時に帰ってもかまいません。
※外に散歩に行っていることがあるかもしれません。
場所:space えんがわinn
参加費:1回1000円

持ち物:特になし(なにか特別なことがある場合は事前にお知らせします)
対象:悩んでいる方、ほっとしたい方、伝えたい方
※居心地の良さを皆で模索するために、運営側は過度な気遣いはしません。(不備あります) その場にあるもの・ことを工夫・協力・シェアして、より良い状態にしていきたいと思います。
※何かを学べるセミナーではありません。
※アレルギーや持病、障がい、車椅子などの使用機器等ある方は、
念のため事前にお知らせください。

主催:宮田尚幸、荻野章太、高谷明子