初めての三島由紀夫

読書会ふしぎらです。

4月12日土曜日、花冷えの夜に読書会を開催しました。

今月の掌編小説は、三島由紀夫の「雨のなかの噴水」。初めての三島由紀夫です。
昭和38年「新潮」に初出の小説は、丸ビル〜和田倉橋噴水公園が舞台。人生初の別れ話に挑む少年の内面が綴られます。
自意識の塊のような少年と内面が全く描かれていない少女雅子との駆け引き。こうだ、という結論はもちろん出ませんでしたが、目にうかぶような景色描写が素晴らしい文章でした。

次回読書会は5月14日土曜日18〜22
司会:中川
参加費:500円
司会者の用意した掌編小説を、その場でそれぞれが読み、感想を言い合う形です。手ぶらで参加できます。

問合せ、申込みはウエガミまでchidokusho11@gmail.com

新潮名掌編
読書会の模様

心遊ばせた春の日

心遊ばせる文章教室心遊目想です。

桜が美しい春の日に、文章教室を開催しました。
集まった文章は4つ。

「血糖値スパイク」、「かおりさんのこと」、「ヘムレンさんのマグカップ」、「年明け84歳(仮題)」です。

今回は、初参加の方2名いらっしゃって自己紹介から始まりました。
改めていつも参加している方の自己紹介もしみじみ聞き、加えて初参加のお二方に縁があることが分かりびっくり。こんなこともあるのですね。

それぞれの自己紹介や文章を聞いて、皆の心は自由にあちこち飛び回り、話をして、心遊ばせた春の日となりました。

さて、次回は5月です。
5月4日日曜日9:30〜11:30
講師:川崎少百合(脚本家)
参加費:1500円
参加者が自分の文章を持ち寄り、その場で自分の文章を読み上げる形をとっています。

申込み、お問合せは上神までchidokusho11@gmail.com

奥がサクラ。手前はコナラです。
奥がサクラ。手前はコナラです。

心遊ばせる文章教室心遊目想です。

3月2日日曜日、文章教室を開催しました。集まった文章は3つ。
「夜明けに見た幸せの花園」
「12歳」
「無題」

いつもは自分で書いた文章を自分自身が皆の前で読む、というスタイルですが、読んだ後先生が同じ文章を読んでみるということを試みました。

読み方のうまい下手ではなく、自分の文章を客観的に聞いてみるという感じでしょうか。
12歳という文章は、本人が読んだ時はSFのような硬質な印象を受けたのですが、先生が読むとファンタジーのような佐藤悟のお話の世界のような広がりがありました。

さて、次回は新生活が始まる4月です。

4月6日日曜日9:30〜11:30
講師:川崎少百合参加費:1500円

自分が書いた文章を持ち寄り、その場でそれぞれが読んで感想を言い合う形をとっています。書いた文章は先生が持ち帰り最低限の添削をしてお返しします。

問合せ、お申込はウエガミまでchidokusho11@gmail.com

3人、本、テキストの画像のようです