レ・グルマンディーズ 1月ガレット・デ・ロワの風景

本日はガレット・デ・ロワのワークショップでした。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。暖かな午後の光の中で、バターと、小麦の良い香りに包まれて豊かな日になりました。


今回は豊長雄二シェフをお呼びして開催して、細かな作業の理由などが聞けました。
明日は満席ですが、28日も開催します。

2月から第2日曜日は『huset / フーセット』が始まります。

第一回目の2月9日は、宮田、荻野、高谷から、デンマーク、ドイツでの生活での経験談を元に、なぜこのような会が必要だと思ったかを紐解いてみようかと思います。
この会がどんなことに繋がりそうか、皆で対話しましょう。

時間:14~16時(それ以降も居たい方はどうぞ)
※何時にきても、何時に帰ってもかまいません。
※外に散歩に行っていることがあるかもしれません。
参加費:1回1000円

【デンマークの家】
デンマークでは4軒以上の個人宅で寝泊まりさせてもらいました。(宮田)
家をシェアすることが当たり前の文化ならではの、家族や友人、老若男女が集まって、ただ皆が存在できる場所。
温かい空気が流れ、とても居心地が良い。
伝える人、聴く人、読む人、食べる人、作る人、居る人。
それを助長しているのが対話。その場にいる人と、その場を楽しむ。
べつに面白いことを言おうとしなくても、凄いことをやっていなくても良い。
気を使うことはあっても、気を使い合って、顔を見合わせることはない。
やりたければ手をこっそりでもあげて、やってみれば良い。
そんな対話の中で、野菜や植物の育て方、道具の扱い方、一見なんでもないような文化が大事に引き継がれています。

主催:宮田尚幸、荻野章太、高谷明子
連絡先:info@nao-kogei.net

宮田 尚幸(Naoyuki Miyata)
1987年生まれ、東京都出身。自身が福祉だと感じるものごとの、製品のデザイン、ブランディングを17カ国を周った経験を活かし行う。その傍ら、デンマークのオーダーメイドの杖の工房「Vilhelm Hertz / ヴィルヘルムハーツ」の一員として、美しい杖を日本・アジアに広める活動を行う。対話会や執筆活動を通して、デンマークの思想を自分なりに伝え、生きにくさを感じている方への小さな拠り所や歴史を引き継げる場を作ることを模索中。
大学卒業後、文具雑貨のデザイン・ブランディング、服飾雑貨のデザイン開発に従事。質の良いものを長く使うこと、環境への配慮の大切さに気づく。2018年デンマークのEgmont Højskolenで福祉に出会い、モノづくりを通して貢献したいと思い、留学中に出会った「Vilhelm Hertz」にて半年間住込みで働く。デンマークで、幼い頃から抱える生きにくさが軽減したことで、その思想に強い関心を抱いている。帰国後、尚工藝を立上げ現在の活動に至る。

荻野 章太(Shota Ogino)
1984年生まれ。ドイツ・デュッセルドルフ出身。2007年から「積水ハウス」にて不動産コンサルティング営業を経て、美術見本市「アートフェア東京」の法人営業を担当。アートの多様な可能性を地域社会に活かすべく、2016年に児童発達支援事業所「すこっぷ」を立ち上げ、園長として活動。その経験から、障害は障害者ではなく社会にあることを実感。人がその人らしくいられる多種多様な居場所をまちにつくるため、2018年に東急株式会社へ入社。

高谷 明子(Akiko Takaya)
1984年生まれ、神奈川県出身。 大学卒業後、13年ほど高齢者介護に携わる。
世界の高齢者介護を体感するため、28歳で単身アメリカへ渡米。日系高齢者施設にて介護士をしながら、現地大学にて栄養学・調理学を学ぶ。介護士・調理師として4年間滞在。帰国後は、日本の介護士不足を打破するため、フィリピンで開催された介護士育成プログラムに留学。 福祉先進国であるデンマークに興味を抱き、2018年8月から12月までノーフュンスフォルケホイスコーレに滞在。デンマークの人間•福祉教育に感銘を受け、日本に繋げることを決意。現在は、福祉大学にて介護実習教員及び助手を務めながら、大学院へ通学中。

2月より 毎月第二日曜日に新しいプロジェクトはじまります

デンマーク語で「家」を意味するhuset (フーセット)

デンマークの家のような空間、場を作ることを目的にこのプロジェクトは始まりました。
月に1回、毎月第2日曜日に開催します。
皆で何かについて話したり、散歩したり、映画を観るかもしれない。
無理に何をするわけでも、輪に入らなければいけないわけでもなく、ただ、居るだけで良い場所。
そこに、北欧では食事をするように当たり前に根付く「対話」のエッセンスを取り入れたいと思います。
あるのはお茶と、果物、そして対話をするための暗黙の了解。
皆で工夫し合い、“誰かが月に一回ほっとできる場所””何かが受け継がれる場所”を目指しています。
形態もやることも、年月とともに変化していくかもしれません。
気長に、コツコツ。

【暗黙の了解】
以下のことはデンマークで説明されているわけではないけれど、日本で対話をするためには、”新しい決まり事”を用意しなければ難しいということに、気がつき始めました。
そこで、”暗黙の了解”を、逆に使ってみようというわけです。
今のところはこの7つ。
1: 相手の意見に批判せず尊重する
2: 話し終わるまで聞く
3: 意見がある場合は人差し指を立てる
4: 皆が話せるようにする
5: 関係のあることを話す
6: 話したくない場合はパスする
7: とにかく伝えてみる
これは簡単そうで意外と難しいものです。
自分のものさしを一旦外す作業でもあるからです。
できないと思っても否定せず、できる方法を考えてみたり。
これを言ったら嫌な顔されるかもしれないと思っても、とりあえず伝えてみたり。
日々、ついつい楽な方を選択しがちだけれども、長い目で見るとツケが回ってくるものです。
人と話すうえで、暗黙の了解が助けになってくれれば幸いです。

開催日:2020年2月9日(日)より 第2日曜日(毎月)
時間:14~16時(それ以降も居たい方はどうぞ)
※何時にきても、何時に帰ってもかまいません。
※外に散歩に行っていることがあるかもしれません。
場所:space えんがわinn
参加費:1回1000円

持ち物:特になし(なにか特別なことがある場合は事前にお知らせします)
対象:悩んでいる方、ほっとしたい方、伝えたい方
※居心地の良さを皆で模索するために、運営側は過度な気遣いはしません。(不備あります) その場にあるもの・ことを工夫・協力・シェアして、より良い状態にしていきたいと思います。
※何かを学べるセミナーではありません。
※アレルギーや持病、障がい、車椅子などの使用機器等ある方は、
念のため事前にお知らせください。

主催:宮田尚幸、荻野章太、高谷明子

べトナムの器と雑貨›展示販売のお知らせ from emMèo 

ベトナム南部の伝統陶器
「ソンベ焼き」をご存知ですか?

それはかつて家庭や屋台などで
日常的に使われてきた、庶民の食器でした。

今では需要が減り、窯元も次々と閉鎖され
街から姿を消しつつあるソンベ焼き。

1枚1枚違う色合い、
ポツポツと残る重ね焼きの跡。
決して端正な作りとは言えないけれど
丁寧に施された絵付けはとても美しく、
ヒビやゆがみでさえも
味わい深い素朴な魅力となり、
どんなお料理も美味しくみせてくれるのです。

ソンベ焼きをはじめ、アルミ製品や刺繍小物、
美しい色合いの琺瑯製品の数々。

新しさと懐かしさが交差する、
ベトナムの魅力を感じていただけると嬉しいです

OPEN
2月
23日(日)13:00〜20:00
24日(月・祝)11:00〜20:00
25日(火)11:00〜15:00

em Mèo (エンメオ)のHPとInstagramです。こちらも是非チェックしてみてくださいね↓

https://emmeo.theshop.jp/
https://instagram.com/emmeo_onlinestore?igshid=16najhtsn4hs9

2月 食のワークショップはルーネベリタルト

フィンランドの2月のお菓子ルーネベリタルトとサーモンスープ*

フィンランドの2月5日のお菓子、ルーネベリタルト。
スパイスクッキーとアーモンドが練り込んである生地にラズベリーのジャム、アイシングで飾ってあります。
温かい紅茶によく合うお菓子。
こちらも数年前に友人のフィンランド人に現地で作ってもらい、習ったものです。

そして、フィンランドといったらサーモンスープ。
じゃがいも、サーモン、ディルの入った心温まる寒い季節にピッタリです。

2月16日(日)18日(火)

開催日時:
2月16日(日)
10:30 ~ 13:00
14:30 ~ 17:00
2月18日(火)
10:30 ~ 13:00
14:30 ~ 17:00

開催場所: spaceえんがわinn  東京都 世田谷区玉川田園布2-12-6
参加費: 3500円
持ち物:エプロン.ハンカチ.筆記具
連絡先:yukie.ohno@lesgourmandises.info